コールドテーブルとは?使い方から選び方まで!!おすすめメーカー&商品を現役厨房機器メーカーの社長が徹底紹介!!

コールドテーブルを紹介されたけど、コールドテーブルの具体的な使用方法が分からないし、自分に本当に必要なのかどうかわからない…という方いらっしゃると思います。

また、メーカーが多すぎてどれにすれば良いか分からないという方もいらっしゃると思います。

本記事では、コールドテーブルの説明からオススメのメーカーやコールドテーブルの選定方法を厨房機器メーカーの社長が徹底解説します。

最後にはコールドテーブルを安く使用するための方法もご紹介しているので、ぜひご覧ください。

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目次

コールドテーブルとは

コールドテーブルとは横型で高さが低く、厨房での調理・作業に使える業務用冷蔵庫です。

作業台と冷蔵庫を兼ねていることから、厨房内での移動時間や手間が減らせます

提供時間を短縮したいなど、厨房での効率アップを実現したい方が使用すると便利な機器です。

たとえば、作業台と冷蔵庫が分かれている厨房の場合、注文を受けてから冷蔵庫・冷凍庫から食材を取り出しに動きます。

要するに、食材を取り出した後、作業台まで移動して調理の開始です。

一方でコールドテーブルの場合には、コールドテーブルから食品を取り出して、天板に置けば、調理ができます。

一回の注文ではわずかな違いしか生まれませんが、毎回・毎日の注文が積み重なると大きな差となるため、毎回の移動時間を減らすことは重要です。

コールドテーブルの一般的なサイズは以下のとおりです。

1200mm/1500mm/1800mm/2100mm
奥行450mm/600mm/750mm
高さ800mm/850mm

調理の作業台と冷蔵庫・冷凍庫は飲食店には欠かせない一方で、両方を置くスペースを確保できない飲食店は少なくありません。

仮に大型の厨房機器を設置すると、従業員の動線が確保できないため、作業効率が低下します。

コールドテーブルは狭い店舗・バックスペースでも、作業台と冷蔵庫と冷凍庫を兼ねた役割のため、スペースの節約をしたい方にはおすすめの厨房機器です。

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コールドテーブルのタイプは主に4種類

コールドテーブルと一言でいっても、実にさまざまな種類があります。

店舗に最適なコールドテーブルを導入したい場合には、各々の特徴や機能を把握する必要があります。

コールドテーブルの購入を検討している方はぜひ参考にしてください。

①ベーシックタイプ(冷蔵・冷凍コールドテーブル)

ベーシックなタイプのコールドテーブルは以下の3種類があり、天板と冷蔵庫・冷凍庫だけのシンプルなタイプです。

タイプ特徴
テーブル型冷蔵庫 冷蔵コールドテーブル冷蔵庫内の温度は-5℃~10℃に設定可能
テーブル型冷凍庫冷凍コールドテーブル冷凍庫内の温度は-20℃に設定可能
テーブル型冷蔵冷凍庫 冷蔵冷凍コールドテーブル冷蔵庫と冷凍庫が一体
テーブル型恒温高湿庫 恒温高湿コールドテーブル庫内の温度は-6℃~12℃に設定可能、湿度85%と無風で鮮度を長持ちさせる

ベーシックなタイプのコールドテーブルは、天板に調理器具や調味料などさまざまなアイテムの設置ができます。

調理内容や調理の順番など、調理人の好みに合わせてカスタムしやすいため、経験の浅い方からベテランの方まで使いやすいコールドテーブルです。

②引き出しに特徴のあるタイプ(ドロワーテーブル・パススルー・スライドドア)

引き出し部分に特徴のあるコールドテーブルは以下の3種類があり、作業の効率化やスペースの節約に一役買っています。

タイプ特徴
ドロワーテーブル冷蔵庫が引き出し形式になっており、果物やレタスなどさまざまな食材を分けて収納ができる
パススルー冷蔵庫の前後がドアになっており、両面からの食材を取り出せる
スライドドア冷蔵庫のドアがスライド形式になっており、スペースの節約ができる

引き出しに特徴のあるコールドテーブルは、具材を多く扱う飲食店におすすめのタイプです。数多くの具材を扱う場合、冷蔵庫内の整理が難しくなり、食品ロスにつながる可能性があります。

しかし、ドロワーテーブルタイプのコールドテーブルにすると、食材を分けて、保存ができるため、出し入れや整理が簡単になります。

③舟形シンク付きコールドテーブル

舟形シンク付きコールドテーブルは文字どおり、天板部分が舟形のシンクとなっているタイプです。シンク部分に、舟形の淵があるため、作業に適した形になっています。

舟形シンク付きコールドテーブルがおすすめなのは、魚の調理がある飲食店です。魚を調理する場合にはウロコやヒレ、内臓など処理する必要があるため、水洗いしながらの作業になります。シンクで作業した方が効率的におこなえるため、舟形シンク付きコールドテーブルがうってつけです。

④天板に機能性を持つタイプ(サンドイッチタイプ・低コールドタイプ)

天板に特徴のあるコールドテーブルは以下の2種類があり、主に専門店が作業を効率化するために使用しています。

タイプ特徴
サンドイッチテーブル天板にホテルパンを設置・冷却がおこなえる
低コールドテーブル通常の高さより低くなっており、フライヤー・レンジ・電気コンロ・IHクッキングヒーターなど
器具の設置に適している

天板に特徴のあるコールドテーブルは用途が特化しているため、ピザ屋や中華料理店などの専門店におすすめのタイプです。

たとえば、サンドイッチテーブルの場合には、ホテルパンにトッピング用の野菜やサラミ、チーズなどを配置しておけば、ピザの調理時間が削減できます。

ホテルパンを設置するスペースがある分、作業スペースは減りますが、用途・専用に特化しているため、問題にはなりません。

サブスクキッチンでもコールドテーブルをお取り扱いしておりますので、ぜひご覧ください。

サブスクキッチンでコールドテーブルを見てみる>>

様々な種類のコールドテーブルが存在しますので、ご自身の店舗に合ったものをお選びください。
どのコールドテーブルが良いか分からない方は是非一度下記よりお問い合わせくださいませ。

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オススメのコールドテーブルをご紹介

コールドテーブルはさまざまなメーカーが販売しているため、どの製品を選べばよいのかわからない方も多いでしょう。

コールドテーブルは決して安くない買い物のため、店舗に合うタイプでなければ、大きな損失になる可能性があります。

本章ではおすすめのコールドテーブルを紹介します。

①舟形シンク付コールドテーブル(Gタイプ)ワイドスルー 高さ850mmRW-150SDCG-ML-T

オススメのコールドテーブル1つ目は、舟形シンクと低コールドテーブルが一体化した製品です。

舟形シンクでよくある魚の下処理も横幅が広いため、快適に作業がおこなえるでしょう。

新鮮な魚介類もすぐシンク内に運べるため、作業時間の短縮につながります。

メーカー・スペック表

メーカーホシザキ
型番RW-150SDCG-ML-T
間口1500
奥行750
高さ850
電源1φ100V
消費電力(w)冷却時 204/209 霜取時 179/179
内容積196L
冷却能力庫内温度(周囲温度30℃) -6~12℃
製品の詳細はこちらから>>

②業務用低コールドテーブル(Gタイプ)ワイドスルー 高さ650mm RL-150SNCG-ML-T

オススメのコールドテーブル2つ目は、ワイドタイプの低コールドテーブルです。

横幅が広いため、フライヤーやオーブンレンジなどの熱機器の置台にプラスして、作業台としても利用可能です。

フライヤーで調理する食材の下処理も同じテーブル内でできるため、作業動線が短縮できます。

メーカー・スペック表

メーカーホシザキ
型番RL-150SNCG-ML-T
間口1500
奥行600
高さ650
電源1φ100V
消費電力(w)冷却時 204/209 霜取時 179/179
内容積196L
冷却能力庫内温度(周囲温度30℃) -6~12℃
製品の詳細はこちらから>>

③テーブル形冷凍庫(Gタイプ)内装樹脂 FT-63PTE1

オススメのコールドテーブル3つ目は、テーブル形コールドテーブルです。

コンパクトサイズのため、スペースは取らない一方で食器や配膳具、衛生用品などは置けるため、作業効率を上げる役割を果たします。

またコンパクトさは掃除・消毒のしやすさにもつながるため、店舗運営の負担軽減になります。

メーカー・スペック表

メーカーホシザキ
型番FT-63PTE1
間口630
奥行450
高さ800
電源1φ100V
消費電力(w)冷却時 125/130 霜取時 100/100
内容積73L
冷却能力庫内温度(周囲温度30℃) -20℃
製品の詳細はこちらから>>

④テーブル形冷蔵庫(Gタイプ)内装カラー鋼板 幅1500mm RT-150MNCG

オススメのコールドテーブル4つ目は、ワイドで高さのあるコールドテーブルです。横幅が広く、高さもあることからさまざまな使い方ができるコールドテーブルになります。

作業台として利用するもしくは、炊飯器や蒸し器などの調理機器を設置するなど調理する方に合わせた使い方ができます。また容量も333Lと多いため、大量の食材や大きいサイズの食材を格納したい店舗にはオススメです。

メーカー・スペック表

メーカーホシザキ
型番RT-150MNCG
間口1500
奥行600
高さ800
電源1φ100V
消費電力(w)冷却時 124/124 霜取時 50/50
内容積333L
冷却能力庫内温度(周囲温度30℃) -3~12℃
製品の詳細はこちらから>>

コールドテーブルは決して安価な買い物ではないため、店舗に合うタイプを選ぶことが重要です。紹介した商品の他に、さまざまなタイプの商品ございますので、ぜひチェックしてみてください。

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コールドテーブルを選ぶ際の注意点

実際にコールドテーブルを購入・レンタルするとなった際、どのような点に気をつけて選ぶべきかわからない方は少なくありません。

本章ではコールドテーブルを選ぶ際の注意点を4つ紹介します。

厨房機器は基本的に高価な物が多いので下記の項目は必ず確認しましょう!

コールドテーブルを選ぶ際の注意点

  1. 用途・サイズに気をつける
  2. ユニット数やドアの仕様に気をつける
  3. 電源コンセントの形状に気をつける
  4. 故障したときの対応があるのか

一つづつ詳しく紹介致します。

注意点①用途・サイズに気をつける

コールドテーブルには明確な用途があり、飲食店に合わせたタイプを選ぶ必要があります。

たとえば、冷凍食品を調理・提供する飲食店の場合には、冷凍庫付きのコールドテーブルが必要です。

冷蔵食品と冷凍食品を扱う場合には、両方を兼ね備えたコールドテーブルが必要になります。

メーカー・製品によっては、冷蔵庫の方が大きいケースや冷凍庫の方が大きいケースなど違いがあります。

冷蔵・冷凍コールドテーブルの場合は、飲食店で扱う食材のバランスに合わせて決めるとよいでしょう。

また各メーカーのコールドテーブルは容量・サイズが違います。大容量の製品もあれば、容量の小さい製品もあるため、飲食店で日々使う食材の大きさや量に合わせる必要があります。

たとえば、ラーメン店などは豚骨や餃子の具材など、比較的スペースを必要とします。

一方で同じ麺系のうどん専門店やそば専門店は、食材が大きくないため、小さなコールドテーブルでも問題ありません。

容量が大きなコールドテーブルは、サイズも大きくなるため、要注意です。

容量にこだわりつつも、店舗に設置可能な大きさなのか、動線が確保できているのかなどに気を配りながら、選ぶ必要があります。

注意点②ユニット数やドアの仕様に気をつける

コールドテーブルのユニット数は製品ごとに異なっており、選ぶ際に注意すべきポイントです。

ユニット数が2個と3個では、各ユニットのスペースが異なるため、格納できる食材の数が変わります。

食材は分けずにできるだけ1つのユニットに格納したい場合には、ユニット数が少ないタイプを選ぶとよいでしょう。

またコールドテーブルのドアの仕様もさまざまであり、引出式スライド式引戸式など多種多様です。

たとえば、スライド式はスペースをとらないため、動線は確保しやすい一方で、ドアの下にホコリ・ダストが溜まりやすいデメリットがあります。

各々のタイプでメリット・デメリットがあるため、店舗の大きさや動線、お手入れの頻度に合わせて選ぶ必要があります。

注意点③電源コンセントの形状に気をつける

サイズや容量、用途に気を配りがちですが、電源コンセントの形状は落とし穴になりがちです。

業務用に使われるコールドテーブルは一般的な冷蔵庫・冷凍庫より多くの電力を必要とするため、200Vのコンセントの可能性があります。

電源コンセントの形状が違うと、コールドテーブルを配送・搬入したはいいが、使えない事態もあり得ます。

購入・レンタル後、確実に使用するためにも単相100V用・200V用なのかはチェックするようにしましょう。

注意点④故障したときの対応があるのか

新品・中古品を問わず、コールドテーブルの故障が発生すると食材が使えなくなり、最悪の場合は休業になる可能性もあります。

購入する場合、以下のポイントを確認して万が一の場合の対策を立てましょう。

  • 土日を問わず対応してくれるのか
  • 故障した場合の在庫はあるのか
  • 新品の場合には返品・交換をしてくれるのか(中古品を購入した場合には、保証期間外か)
  • 何日以内に修理対応・配送・発送・納品してくれるのか
  • 東京や大阪などの都市圏は対応地域か(沖縄・北海道など一部地域は対象外なのか)
  • メールでの見積もりや問合せ・連絡は無料
  • 決済や振込方法は幅広いのか

まとめ

今回はコールドテーブルのご説明からオススメのメーカーやコールドテーブルの選定方法を解説しました。

昨今では飲食スペースをなくしたデリバリー専門の店舗が登場しています。店舗面積を極力小さくすることで、固定費が抑えられることから、安い価格で料理の提供を実現しています。

コールドテーブルは狭い店内にも設置できるため、スペースの節約をしたい方にはおすすめの調理機器です。

コールドテーブルのメリットや選び方がわからない方は、ぜひ本記事を今後のアクションの参考にしていただければと思います。

また、実際の商品を見て、使って確かめてみるのもいいかもしれません。

サブスクキッチンでは初期費用不要で様々な厨房機器を定額で使用することが出来ます。

厨房機器についての相談も無料で行っており、商品をレンタルした後の保守サポートも充実しております。気になった方は是非お気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

麺ビジネスのトータルプロデューサーとして飲食店経営の立案から店舗建築、麺厨房機器導入、アフターサポートまでを総合プロデュースする株式会社富士工業所の代表取締役で数多の飲食機器の開発〜店舗建築を手掛けております。

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