【飲食店の厨房は〇〇が大事??】現役厨房機器メーカーの社長が厨房づくりの基礎を徹底解説!!

飲食店を開業するためには、美味しい料理を提供するためのキッチン環境が不可欠です。

しかし、厨房設備の選定やレイアウト、さらには開業費用の管理など、多くの決定事項があります。

どんな設備を揃え、どのようなレイアウトにすれば効率的で使いやすい厨房が作れるのでしょうか?

この記事では、

  • 飲食店開業前に必須の厨房設備を6つそれぞれの役割や選び方のポイント
  • 厨房のレイアウトについての種類別におすすめの配置方法
  • 開業費用を抑えるための賢い方法や、設備選定時の注意点

を厨房機器メーカーの社長が徹底解説します。

最後には厨房機器を安く使用するための方法もご紹介しているので、ぜひご覧ください。

ちなみに、

厨房機器は知っているから早く安く借りる方法を教えて!!

という方はサブスクキッチンをご覧ください。

初期費用を抑えて最新の厨房機器を使用できるようなサービスです!

\ 初期費用を格段に安く最新機器を使用できる!! /

これから飲食店を開業しようと考えている方も、すでに運営中の方も、効率的で使いやすい厨房を作るためのヒントが得られる内容です。ぜひ、最後までご覧ください

目次

開業前の用意が必須の厨房設備6選

飲食店を開業する際、厨房の設備は運営において非常に重要な役割を担います。

効率的で安全な厨房環境を整えることで、スタッフの作業効率が上がり、より多くの料理を迅速に提供することができます。

ここでは、開業前に必ず整えておくべき厨房設備を6つ紹介します。

開業前の用意が必須の厨房設備6選

  1. シンク
  2. コールドテーブル
  3. 食器棚
  4. 冷凍・冷蔵庫
  5. 製氷機
  6. 製氷機

一つづつご紹介致します。

①シンク

シンクは厨房の中で最も基本的な設備のひとつです。

食材を洗ったり、調理器具を洗浄する際に使うため、十分な数と大きさを確保することが重要です。

もちろん業務用シンクは耐久性に優れ、長時間の使用にも耐えられるものを選ぶのがおすすめです。

また、シンクの配置を工夫することで、作業の流れをスムーズにし清潔な環境を保つことが可能です。

サブスクキッチンでもたくさんのシンクを取り扱っておりますのでぜひご覧ください。

②コールドテーブル

コールドテーブルは、冷蔵機能が内蔵されている作業台で、冷蔵が必要な食材をその場で保管しながら調理作業を行うことができる便利な設備です。

野菜や肉類、乳製品などを冷蔵しながら作業できるため、作業効率が上がり食材の管理もスムーズになります。

コールドテーブルを使用することで、冷蔵庫にアクセスする手間を省き作業スペースを有効に活用できます。

また、コールドテーブルについての詳細は下記の記事で詳しく記載しているので、ぜひご覧ください。

あわせて読みたい
コールドテーブルとは?使い方から選び方まで!!おすすめメーカー&商品を現役厨房機器メーカーの社長が... コールドテーブルを紹介されたけど、コールドテーブルの具体的な使用方法が分からないし、自分に本当に必要なのかどうかわからない…という方いらっしゃると思います。 ...

③食器棚

食器棚は、洗浄した食器や器具を整理して収納するための必須設備です。

厨房での作業効率を向上させるためには、使いやすい収納スペースを確保することが大切です。

高さや棚の数を調整できるタイプの食器棚を選ぶことで、限られたスペースでも十分に収納力を発揮します。

食器や器具の配置を工夫することで、調理中の無駄な動きを減らすことができます。

④冷凍・冷蔵庫

冷凍冷蔵庫は、食材の鮮度を保つために欠かせない設備です。

冷蔵庫と冷凍庫を分けて使用することで、それぞれの食材に適した温度管理ができ、長期間保存する際にも安心です。

業務用の冷凍冷蔵庫は容量が大きく、温度管理が安定しているため、衛生面でも信頼性があります。

また、冷蔵庫のデザインや開閉方式を選ぶことで、使い勝手をさらに向上させることができます。

⑤製氷機

製氷機は、飲食店では欠かせない設備で、特に飲み物の提供や料理の盛り付けで使用される氷を安定して供給するために必要です。

製氷機を導入することで、常に新鮮で清潔な氷を提供することができ、顧客の満足度も向上します。

氷の種類や製氷機の容量を選ぶことで、店舗のニーズに合わせた最適な機器を選ぶことができます。

⑥ガステーブル・ガスレンジ

ガステーブルやガスレンジは、調理作業に欠かせない設備です。

強力な火力を持つ業務用ガスレンジを選ぶことで、食材を短時間で加熱し、大量の料理を効率よく調理することができます。

調理スタイルやメニューに応じて、バーナーの数や配置を選べるタイプを選ぶと、作業がスムーズになります

また、ガスレンジの選定には、使用する料理の種類や調理頻度を考慮することが大切です。

飲食店の厨房の基本的なレイアウト(種類)

飲食店の厨房設計において、レイアウトは業務効率に大きな影響を与えます。

調理作業を円滑に進めるためには、厨房内の設備配置や動線を工夫することが不可欠です。

ここでは、厨房でよく使用される基本的なレイアウトの種類を紹介し、それぞれの特徴と適した使用例を解説します。

飲食店の厨房の基本的なレイアウト

  1. ライン型レイアウト
  2. U字型レイアウト
  3. アイランド型レイアウト
  4. L字型レイアウト

それぞれに長所や短所があり、組み合わせる厨房機器も全く異なってくるので、ぜひご覧ください。

①ライン型レイアウト

ライン型レイアウトは、厨房内の作業台や設備が直線的に並ぶシンプルな構造です。

この配置では、調理工程が順序通りに進むようになっており、食材の準備から調理、盛り付けまでが効率よく行われます。

スタッフは一方向に動きながら作業を進め、各ステーションがしっかりと分けられているため、調理過程がスムーズになります。

ライン型レイアウトの利点は、作業が段階的に進むため、スタッフ間で無駄な動きが少なくなることです。

特に、忙しい時間帯でも効率的に作業を進めやすい特徴を持っています。

このレイアウトは、特に料理を大量に提供する飲食店やファーストフード店など、調理の迅速さを重視する店舗に向いています。

学食などが結構ライン型レイアウトが多いですね!

②U字型レイアウト

U字型レイアウトは、作業台がU字型に配置され、厨房内でスタッフが効率よく作業を行えるように設計されています。

このレイアウトでは、調理から仕上げ、盛り付けまでが一つのエリアで完結するため、作業フローがスムーズになります。

各ステーションが集まっているため、スタッフ同士が近い距離でコミュニケーションを取りながら仕事を進めることができ、協力して効率よく作業できます。

U字型レイアウトは、厨房内のスペースを有効に使いながらも作業効率を高める点が特徴です。

特に、食材の準備や調理を同時に行うことが多いカフェや小規模なレストランに最適です。

しかし、広すぎる空間に配置すると逆に無駄な移動が発生することもあるため、規模に応じて配置を考える必要があります。

③アイランド型レイアウト

アイランド型レイアウトでは、厨房の中央に独立した作業台(アイランド)を設置し、その周囲に調理機器やシンク、冷蔵庫などを配置します。

アイランドを中心に作業が行われ、スタッフはアイランドを囲むように調理作業を進めることができます。

このレイアウトは、広い空間を有効に活用し、効率よく多くの作業をこなすことができる特徴があります。

アイランド型レイアウトの最大のメリットは、作業台が中央に位置することでスタッフが自由に動ける点です。

スタッフ同士の視覚的な接触がしやすく、コミュニケーションを取りながら作業を進めることができるため、チームワークが重要な厨房に適しています。

また、広い厨房に適しており、高級レストランや複雑な調理工程が求められる店舗に向いています

料理ドラマなどでよく映るのはアイランド型キッチンが多いので、一番イメージが湧きやすいと思います。

④L字型レイアウト

L字型レイアウトは、厨房内の作業台がL字型に配置され、効率よくスペースを活用できるスタイルです。

このレイアウトでは、調理エリアが一方向に広がることで、作業の流れが自然に整理され、無駄な移動を減らすことができます。

L字型レイアウトは、コンパクトな厨房にも適応可能であり、限られたスペースを最大限に活用できる特徴を持っています。

L字型レイアウトのメリットは、動線が整理されているため、スタッフが少ないスペースで効率よく作業できる点です。

特に、スペースに限りがある厨房でも作業効率を高めたい場合に適しています。

また、厨房内での作業の順番を意識したレイアウトが可能で、使い勝手も良好です。

当社では、豊富な飲食店の立ち上げ実績を元に、最適な厨房レイアウトをご提案致しますので、是非お問い合わせくださいませ。

レストランに必要な厨房設備の選び方(注意点)

レストランの厨房設備は、運営における重要なポイントで、設備選びはスタッフの作業効率や料理の品質、さらには店舗全体の運営に大きな影響を与えます。

厨房設備を選定する際には、予算やスペース、耐久性などを考慮して、慎重に決定することが求められます。

ここでは、レストランで必要な厨房設備を選ぶ際のポイントを解説します。

厨房設備選びを間違えてしまうとせっかくのレイアウトが無駄になってしまうので、慎重に選びましょう!

レストランに必要な厨房設備の選び方(注意点)

  1. 予算内で適切な設備に気をつける
  2. 厨房スペースと作業効率に注意する
  3. 耐久性とメンテナンスに注意する

一つづつ丁寧に解説致します。

注意点①:予算内で適切な設備に気をつける

レストラン開業時において、厨房設備にかける予算をしっかりと決めることが重要です。

予算内で必要な機器を選び、効率的に使用するためには、優先順位をつける必要があります。

基本的な設備(冷蔵庫やシンク、ガスレンジなど)は最優先で準備し、高価な機器や装飾的な設備は運営に直結しない場合、後回しにすることができます。

予算を抑える方法の一つとして、中古の厨房機器を選ぶことも考えられます。

中古機器は価格が抑えられており、状態が良ければ新品と同様に使用可能です。

ただし、耐久性やメンテナンスの手間を考慮して、長期的にコストパフォーマンスの良い選択をすることが大切です。

新品であれば、最初の投資は高くても、メンテナンスやエネルギー効率が良い製品を選べば、結果的に経済的な選択となります。

サブスクキッチンなら初期費用を抑えて最新の厨房機器をすぐに導入できるので中古機器よりもオススメです。

\ 初期費用を格段に安く最新機器を使用できる!! /

注意点②:厨房スペースと作業効率に注意する

厨房の設備選びでは、店舗の厨房スペースや作業動線をしっかりと考慮することが求められます。

スペースに合わせて機器を選ばなければ、厨房内が窮屈になり、スタッフが効率よく動けなくなってしまうこともあります。

逆に、過剰に大きな設備を選ぶと、作業効率が落ちる可能性があるため、慎重に選ぶことが重要です。

設備の配置は、作業動線を最適化することを第一に考えます

例えば、冷蔵庫や食材の準備台を調理台から近くに配置することで、食材を無駄なく素早く取り出して調理に使えるようになります。

また、シンクや洗浄機器も調理エリアから遠すぎないように配置し、無駄な移動を防ぐことが大切です。

効率的な動線を意識して厨房をデザインすれば、スタッフは無駄な動きを減らし作業スピードが向上します。

さらに、厨房が狭い場合でも、収納や作業台を工夫して配置することで、限られたスペースを有効に活用できます。

狭くても作業効率を徹底的に重視すると高コスパの厨房が完成します。

注意点③:耐久性とメンテナンスに注意する

厨房機器は、長期間使用するものですので、耐久性やメンテナンスのしやすさを重視することが大切です。

特に冷蔵庫やガスレンジ、オーブンなど、頻繁に使用される機器は、安定性や信頼性のある製品を選ぶことが長期的に見て経済的でしょう。

故障や不具合が少なく、メンテナンスが容易であれば、店舗の運営がスムーズに進みます。

また、厨房機器のエネルギー効率も重要な選定基準です。

省エネ性能の高い機器を選ぶことで、光熱費を抑えることができ、店舗の経営にとって大きなメリットとなります。

特に冷蔵庫や製氷機、オーブンなどの機器は、エネルギーを多く消費するため、エネルギー効率の良い製品を選ぶことが大切です。

省エネ機能が高い厨房機器は最新の機種が多いため、サブスクキッチンで見てみることをおすすめします!

\ 初期費用を格段に安く最新機器を使用できる!! /

もし、新品を購入する際は、万が一の故障に備えて、アフターサービスが充実しているメーカーを選ぶことが安心です。

定期的なメンテナンスが必要な機器も多いため、メンテナンスがしやすい製品を選ぶことも、長期的なコスト削減に繋がります。

飲食店の開業費用を安く抑える方法

飲食店を開業する際には、厨房設備を整えるためにかなりの初期投資が必要ですが、費用を抑えるためには工夫が求められます。

無駄な支出を減らし、効率的に資金を活用することで、開業準備をスムーズに進めることができます。

ここでは、開業費用を削減するための方法として、中古の厨房設備を購入することと、サブスクキッチンの利用について詳しく解説します。

中古機器は安い分すぐ壊れてしまうのが怖いですよね…
その点サブスクキッチンはサブスクリプションなのでもし何かあってもすぐに交換可能です!

\ 初期費用を格段に安く最新機器を使用できる!! /

飲食店の開業費用を安く抑える方法

  1. 中古の厨房設備を購入する
  2. サブスクキッチンを利用する

①中古の厨房設備を購入する

飲食店の厨房設備は、開業にあたって最も高額な出費となる部分です。

しかし、すべてを新品で揃えるのではなく、中古の厨房設備を購入することで、初期費用を大幅に削減できます。

特に、使用頻度の高い機器であれば、中古品でも十分に機能を果たすことが多いです。

例えば、冷蔵庫やオーブン、ガスレンジなどは、業務用で耐久性が高く、長年使用できる場合がほとんどです。

中古市場では、良好な状態の機器が低価格で販売されており、運営に支障をきたすことなく使用することができます。

ただし、購入する前に、機器の状態をしっかり確認することが大切です。

 使い始めて3ヶ月で動かなくなっちゃったということも往々にして起こるので、本当に気をつけましょう。

また、消耗品の交換が必要な場合もあるため、メンテナンスや修理の必要性も見越して購入を検討しましょう

中古機器を選ぶ際は、信頼できる業者から購入することをおすすめします。

業者によっては、製品に保証をつけていたり、定期的なメンテナンスサービスを提供している場合もあり、万が一のトラブルに備えることができます。

【一番オススメ!!】②サブスクキッチンを利用する

近年、飲食店の開業にかかる費用を抑えるために注目されているのが、サブスクキッチンの利用です。

サブスクキッチンとは、厨房設備を月額でレンタルできるサービスで、開業初期の設備投資を大きく削減することができます。

サブスクキッチンを利用する最大のメリットは、初期投資をほぼゼロに抑えられることです。

自分で厨房設備を購入・設置することなく、すぐに営業を始めることができます。

また、厨房設備がすでに整っているため、開業準備期間を短縮でき、スムーズに営業を開始することが可能です。

さらに、設備や運営のメンテナンスもレンタルに含まれているため、運営中の維持費を心配する必要がありません。

サブスクキッチンは、設備の使用料を月々の料金として支払うため、固定費を把握しやすく、資金計画が立てやすくなります。

また、共用のキッチンが多いため、他の飲食店とネットワーキングや情報交換ができる環境も提供されており、新しいビジネスチャンスの発見にも繋がります。

特に、短期間で運営を始めたい場合や、事業が順調に進んでから設備投資を検討したい場合に非常に有効です。

まとめ:飲食店の厨房機器を揃えるなら初期費用がかからないサブスクキッチンがオススメ!!

やはり飲食店を行う上で大切なのが、いかに初期費用を抑えて手元にキャッシュを残しておくかです。

一括で大きな買い物をしてしまうと一気に手元からお金がなくなってしまって、何かあったときに身動きが取れなくなってしまいます。

そのため、サブスクキッチンで初期費用を抑えて、

  • 店舗内装
  • 人件費
  • 広告費

などにお金を充てて事業を拡大しましょう。

当社では、豊富な飲食店の立ち上げ実績を元に最適な厨房レイアウトをご提案致しますので、是非お問い合わせくださいませ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

麺ビジネスのトータルプロデューサーとして飲食店経営の立案から店舗建築、麺厨房機器導入、アフターサポートまでを総合プロデュースする株式会社富士工業所の代表取締役で数多の飲食機器の開発〜店舗建築を手掛けております。

コメント

コメントする

目次