ケーキのショーケース選びに迷ったら??用途別おすすめ商品と用途やデザイン別にポイントを徹底解説!!

ケーキの魅力を最大限に引き出すためには、味だけでなく見せ方がとても重要です。

瞬時に『美味しそう!』と感じてもらえるかどうかで、購入の決め手になることも少なくありません。

そこで今回は、ケーキを美しく、そして適切な環境で保管・展示できるケーキショーケースについて徹底解説します!

選ぶ際に押さえるべきポイントや種類ごとの特徴、さらにはコストを抑えながら最適なショーケースを手に入れる方法も厨房機器メーカーの社長が徹底解説します。

ケーキの見た目も売り上げもグッとアップさせたい方は、ぜひ最後までお読みください!

ちなみに…

早くショーケースを導入したい!!安く手に入れる方法が先に知りたい!!

という方に特におすすめしたいのが、初期費用を気にせず高品質なショーケースを導入できるサブスクキッチンのサービスです。

サブスクキッチンでは、初期費用を抑えて厨房機器を導入できます!!

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では早速ケーキのショーケース選びについて詳しく紹介していきます。

目次

ケーキショーケースの選び方のポイント

まず「設置予定の場所に電源コードが届くか」「コンセントがショーケースの電源に対応しているか」を確認しましょう。

ケーキショーケースは受注生産品が多く、基本的に返品や交換はできません。

単相100Vなら家庭用電源でも使用できますが、三相200Vの電源タイプには専用コンセントが必要です。

ない場合は三相200V用の電気工事を行うか、単相100Vの製品から選ぶことになります。

ケーキショーケースを選ぶポイントは、以下の3つです。

  • スペック:保冷性能・省エネ性能・静音性
  • サイズや容量:外形寸法・ケーキを陳列できる数
  • 店舗との調和性:フレームや扉の材質・照明の種類

一つづつ詳しく解説致します。

①ケーキショーケースのスペックに気をつける

スペックで見るべきポイントは4つです。

保冷力:適正温度2~5℃をキープできる
保湿性能:湿度60%以上をキープできる
省エネ性能:効率的に冷却できる構造
静音性:高性能なコンプレッサーを搭載

ケーキの保存で重要なのは「低温・高湿」に保つことです。生クリームは10℃で溶け始めるほど熱に弱く、スポンジやフルーツは湿度が低いと乾燥します。

厄介なのは、ショーケース内を冷やすには大量の水分が必要で、ケース内は乾燥しやすい状態になることです。

見た目が購買意欲に直結するケーキは、購入されるまでラッピングしません。

乾燥しやすい環境・状態のまま陳列され続けることを前提に、一般的な冷蔵ショーケースよりも「低温・高湿」を保てる製品を選びましょう。

省エネ性能の高いコンプレッサーや、遮熱性の高い二重ガラスを採用しているかも重要です。

ケーキショーケースは厨房機器の中でも稼働時間が長いため、電気代がかかります。

高性能なコンプレッサーであれば稼働時の音や振動も少なく、快適な空間を演出できるはずです。

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②ケーキのショーケースのサイズや容量に気をつける

高スペックなケーキショーケースを見つけても、予定の場所に設置できなければ意味がありません

メーカーの公式ホームページに「製品の寸法」や「容量」が記載されているはずです。

容量が小さいとケーキを並べきれなくなる可能性があり、大きすぎると無駄なスペースと電気代が発生します。

店舗の規模をふまえ、最適なサイズ・容量のショーケースを選びましょう。

イベントやフェアなど期間限定でレイアウトを変更したい場合は、キャスター付きの製品がおすすめです。

床が傾いている場所や凸凹している場所には設置できないものの、スムーズに移動できる点は魅力です。

忘れがちなのがショーケースの排気方向で、前から出るか後ろから出るかでレイアウトが変わってきます

背面から排気されるタイプは、壁に密着させての設置はできません。

サブスクキッチンでもショーケースを多く取り扱っておりますので、ぜひご覧ください。

サブスクキッチンでショーケースを見てみる>>

③店舗デザインにマッチしているか気をつける

近年は内外装にこだわった洋菓子店やカフェが多く、デザイン性の高いケーキショーケースが増えました。

店舗デザインとの調和性も、考慮すべき要素です。

調和性で見るべきポイントは、主に3つです。

フレームの材質:アルミ・木製・フレームレスなど
扉の材質(表面材):ガラス・アクリルなど
照明の種類:ケーキが映えるLEDがおすすめ

フレームは材質だけでなく、色でも雰囲気が変わります。

スタイリッシュな印象を与えるシルバーやブラック、やわらかいイメージがあるブロンズなどが一般的です。

透明度の高いガラス扉は高級感がある一方で、割れやすいのが難点です。

アクリルはガラスより頑丈で扱いやすい反面、熱に弱く使用できる場所が限られます。

ケース内の照明はLEDが現在の主流で、点に近い光源で対象に陰影を作り、立体的かつ鮮明に映す効果があります。

温かみのある「電球色」なら、ケーキとの相性も良好で赤外線や紫外線を含まないLEDは、熱を発生させないため食品を傷めず、蛍光灯よりも持ちがよく、省エネ効果も期待できます。

弊社では利用しやすい店舗デザインの設計から事業に合った最適な厨房機器の選定を行っておりますので、

厨房機器をどこにどのように配置すれば良いか分からない…

という方は是非お問い合わせくださいませ。

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ショーケースの種類

業務用として流通しているケーキショーケースは、主に4種類存在します。

対面式タイプ一般的なケーキショーケース
アイランドタイプ(平型)小売店のアイス売場でよく見かける
リーチインタイプ箱入アイスやドリンク売場でよく見かける
卓上タイプレジ横のホットスナック売場でよく見かける

扉の開き方や位置」「フレームの形状や色」「排気口の位置」などで、さらに細かく分類することが可能です。

種類によっては「低温・高湿」を維持できないため、陳列する商品を考える必要があるでしょう(低温設定できないケースには焼き菓子を並べるなど)。

また、ケーキショーケースはディスプレイを目的として製作されているため、保管庫としては機能しません。

それぞれのタイプに応じて全く異なってくるので詳しく解説致します。

①対面式タイプ

表面材につなぎ目がないものが多く、陳列されたケーキが見やすい設計です。

ガラス面の形状や引戸扉の位置によって、さらに細かく分類されます。

【ガラス面の形状】

平面型:シンプルな形状で容量が大きい
丸形(アール形)・傾斜形:容量は劣るがデザイン性が高い

【引戸の位置】

前引戸:お客様に商品を取ってもらうスタイル
後引戸:指定された商品をスタッフが取るスタイル
両面引戸:前から商品を取り後ろから補充するスタイル

壁面に密着させたい場合は、前面から排気する背面壁付タイプを選ぶ必要があります。

②アイランドタイプ(平型)

店内中央などに、独立して設置できるタイプのショーケースです。

どの方向からも商品に手が届くため、買い物客の動線や導線をコントロールしやすい点がメリットです。

コンビニやスーパーのアイスコーナーで見かけるオープンタイプ以外に、前後両面が引戸になっているものがあります。

オープンタイプ:扉がなく商品に手を伸ばしやすい
両面引戸タイプ:前後の形状が同じでデザイン性が高い

洋菓子店にオープンタイプを導入する場合は、カップケーキやプリンなどフタ付きの商品が主軸となるでしょう。

引戸タイプのアイランドタイプケースには、新作ケーキや限定品などアピールしたい商品を並べるのがおすすめで、うまくディスプレイできれば店内の目立つ場所に人を集めることが可能です。

③リーチインタイプ

コンビニの冷凍食品コーナーでよく見かける、縦型のショーケースがありますよね。

高さを活かした設計が売りで、対面式タイプと同じ幅でもより多くの商品を陳列できます。

木目調デザインのリーチインタイプも流通しており、ケース内の照明効果も利用すれば商品を際立たせられ、ガラス扉には曇りにくい加工が施されているため、つねにケース内がクリアに見えます。

開き戸と引戸があり、冷蔵ユニット(ボディ)の位置も上部タイプと下部タイプがあります。

開き戸ショーケース全体が開くため、商品を出し入れしやすい
引戸扉の開閉時に邪魔にならないため、狭いスペースに設置しやすい
上部ユニット上段の商品は取りやすいが、下段はかがまないと取りにくい
下部ユニット下段の商品をかがまずに取れるが、上段には手が届きにくい

女性や子供をターゲットにするなら、上段の商品に手が届きやすい上部ユニットタイプのほうが親切といえます。

④卓上タイプ

カウンターの上にも設置できる、コンパクトサイズのケーキショーケースです。

レジ横などお客様の目に留まりやすい場所に設置できるため、商品ディスプレイに適しています。

洋菓子店で主流の「横型」と、コンビニのレジ横でよく見かける「縦型」があります。

横型:常温用として使用できる製品もある
縦型:温め機能が付いた製品も多い

横型のショーケースはガラス面や扉の位置などバリエーションが豊富で、店舗デザインやレイアウトに合わせやすい点が魅力です。

ただし、維持できる温度帯がやや高め(6〜12℃)なので、ケーキを陳列する場合は「長時間置かない」といった注意が必要です。

店によってはクッキーなどの焼き菓子や、コーヒー豆・紅茶といったケーキに関連する商品を陳列しているところもあります。

目立つ場所に手を伸ばしやすい商品を置くことで、会計時やラッピング待ちの時間に購買意欲を高めるのが狙いです。

オススメのケーキショーケース

「ケーキショーケースの種類」で解説した4タイプごとに、おすすめの製品を紹介します。

【サンデン 高湿対面ショーケース CTSCS-24】

0〜8℃の低温度帯と75〜90%の高湿仕様で、ケーキの品質を保ちます。

高透過ガラスと背面ハーフミラー引戸で、ケース内の透明度と奥行きを演出しています。

ホットエアーシステムがガラス面の結露を防ぐため、ケース内がクリアに見えます。 

操作性のよい電子制御パネルで、ケース内の環境をつねに最低化できる点も魅力です。

照明には、明るさと省エネを兼ね備えたLEDを標準装備しディスプレイを輝かせつつも、熱によるケーキの劣化を防ぎます

ガラス正面の形状は、ストレート加工(CTSCS)とアール加工(CTSCR)の2種類が存在し、サブスクキッチンでは両方取り扱っています。

厨房機器用品の専門店が新品価格250万円以上で販売している製品を、サブスクキッチンでは月額60,386(税込)から利用可能です。

【大穂 アイランドタイプ OHGU-Nac-1200】

両面引戸の独立型ショーケースで、前後から商品を取り出せます。

ステンレスパイプ製のフレームを使用した堅牢設計が売りで、メーカー独自のジョイント接合により反りやひずみが生じません。

配管からコンプレッサーまでを効率化することで、騒音や振動を抑え省エネにもつなげています。

維持できる温度帯は8〜15℃とやや高めで、ケーキを長時間保存するには心もとないものの、ケース内の温度はコントロールパネルでつねに把握できます。

ボタンひとつでできる温度設定や、マイコン制御による自動霜取りなど機能性は十分です。

サイズも幅1200mm以外に900・1500mmとバリエーション豊富で、サブスクキッチンならすべて取り扱っています。

3つとも新品定価120万円以上する製品ですが、サブスクキッチンなら月額20,308円(税込)から利用可能です。

【ホシザキ リーチイン冷蔵ショーケース(ユニット上置き・Aタイプ)分割スイング扉 RS-90A-4G-2】

冷蔵ユニットが上部についており、最上段の商品が取りやすい設計です。上下段・左右で開き戸が分割されており(計4枚扉)、開閉時の冷気流出を軽減できます。

扉には結露を抑える複層ガラスを採用し、視認性を確保。高さのある大容量サイズで、ドリンク類の陳列も可能です。

マイコン制御が1℃単位で正確に温度を管理しながらも、運転状況によってモーターの回転数を自動調整し省エネ効果を高めます。

ケース内の照明には、省エネ効果のあるLEDを採用。発熱しないLEDを使うことで、ケーキを熱から守ります。

見やすい表示パネルも魅力で、霜取りや点検などステータスがひと目でわかります。フィルターの取り外しが容易で手入れが楽々です。

新品定価130万円以上の製品が、サブスクキッチンなら月額13,318円(税込)から利用できます。

【大穂 卓上タイプ OHLMd-1200-W】

両面引戸の卓上型ショーケースで、レジ横やカウンター上に設置した場合、商品を手に取ってもらいやすくなります。

補充の際も回り込まなくてよいため、作業がスムーズです。

フレームはヘアライン加工で高級感を演出し、スタイリッシュな印象を与えてくれます。

ケース内の棚は取り外せないものの、上下段をうまく活用すれば目を引くディスプレイを作れるでしょう。

温度コントローラー付きで、ケーキショーケースの温度を最適に保つ点もメリットです。

食品に優しいLED照明を採用しているため、狭い空間でも商品が劣化しにくい設計になっています。

両面引戸のほかに前引戸・後引戸タイプがあり、サブスクキッチンならすべてそろっています。

新品定価50万円以上の製品が、月額9,637円(税込)から利用可能です。

サブスクキッチン」では無料相談を受け付けておりますので、環境やご予算に合った商品をご提案させていただきます!!

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オススメのショーケースの入手方法

ケーキショーケースの入手方法は、主に4種類存在します。

メリットデメリット
新品購入好きな新品機器を所有できる高額な費用がかかる
中古品購入手頃な価格で機器を所有できる当たり外れがある
リース・レンタル初期費用を抑えられる自分のものにできない
サブスクキッチン契約終了後に買取も選択可能中解約ができない

初期費用は抑えたいけどケーキショーケースを自分のものにしたい」という場合は、中古品を購入するかサブスクキッチンを利用するかに絞られます。

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中古品を購入する

中古厨房機器のメリットは、新品と比べてリーズナブルな点です。

自分のものにできるため、メンテナンスやカスタマイズも自己判断で行えます。

受注生産が多いケーキショーケースの場合は、納期が早まる点もメリットといえるでしょう。

中古品選びで失敗しないポイントは、購入前に現物を吟味することです。

インターネットを見て即決してしまうと、粗悪品をつかまされたり設置予定のスペースに入らなかったりする可能性があります。必ず販売店を訪問し、現物を見て触ってチェックしましょう。

【見るべきポイント】

  • 年式
  • 容量・サイズ
  • 電源タイプ(単相・三相)
  • 保管状態(傷・凹み・汚れ)
  • 故障箇所・動作確認

サブスクキッチン

中古厨房機器のデメリットは、人気機種が手に入りにくかったり、物によっては故障が多かったりすることです。

調理機器と違い直接商品を乗せるため、中古品に抵抗がある人もいます。

そんな中古品のデメリットを、すべて解決できる方法が「サブスクキッチン」です。

サブスクキッチンは、好きな新品機器を好きな期間利用できるサービス

月額固定で使い続けながら、契約終了時点で買取・返却・割引での延長から選べます。

【サブスクキッチンのメリット】

  • 初期費用なし
  • 開始から終了までずっと定額(月額4,000円~)
  • 厨房設計の無料相談が可能
  • 人気の機器がそろい踏み
  • 火災・自然災害・盗難・商品破損を補償

ケーキショーケースのラインナップが豊富な点も魅力です。

種類やサイズなど品揃えがよく、ほしい商品がきっと見つかるでしょう。

利用申込も簡単で、お目当ての機器を見つけたら「カートに追加する」をクリックするだけです。シミュレーターが、自動で見積もりを出してくれます。

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まとめ:ケーキのショーケースはサブスクキッチンで手に入れよう

ケーキショーケースを選ぶ際は「スペック」「サイズや容量」「店舗との調和性」を意識しましょう。

ケーキの品質保持に欠かせない「低温と高湿」をキープできるものがおすすめです。

省エネ性能や静音性も高ければ、言うことありません。サイズや容量は店舗の規模やレイアウトで、デザインは内外装にマッチするかで決めます。

ケーキショーケースは、種類やバリエーションが豊富な点もメリット。うまく活用すれば、お店自慢のケーキをより魅力的に見せられるでしょう。

また、飲食店を始めるうえで一番の悩みが初期費用の高さです

サブスクキッチンを使用すれば初期費用を安く・最低限に済ませて他の箇所にお金を使用することが可能なので、是非使用してみてください。

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この記事を書いた人

麺ビジネスのトータルプロデューサーとして飲食店経営の立案から店舗建築、麺厨房機器導入、アフターサポートまでを総合プロデュースする株式会社富士工業所の代表取締役で数多の飲食機器の開発〜店舗建築を手掛けております。

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